実験室での試験なのですが、すい臓のがん細胞にチョコベリー(チョークベリー、ザイフリボク)の抽出物と化学療法の薬を一緒に添加したところ、がん細胞が死亡したそうです。
ゲムシタビンと言い抗がん剤なのですが、チョコベリー抽出物を添加すると2日以内にがん細胞が死滅したそうです。抗がん剤の効果を後押しする効果があるようです。
しかも、ゲムシタビン抗がん剤の添加量が少ないとより効果的だったそうです。
チョコベリーは北アメリカの植物で、正常細胞の活動でできる有害な副産物を除去してくれると言われる多種類のポリフェノールを含む抗酸化物質やビタミンを含んでいます。
過去の研究では、チョコベリー抽出物が脳腫瘍の細胞死を誘発し浸潤性の抑制効果があると発表がありました。
これまでにも、緑茶で見つかったポリフェノール、大豆、ブドウ、桑の実、ピーナッツやウコンが、新しいがん治療に貢献した例がありますから、チョコベリーも可能性があります。しかも、特定の癌ではなく多様性がある可能性があるそうです。
参考サイト:Telegraph
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チョコベリーエキスでWEB検索すると、サプリメントが出てきますがアメリカからの輸入になります。成分を見ると、アントシアニジンと言うポリフェノールが含有されている事が良いみたいです。
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