チョコベリー抽出物が、すい臓がん治療効果を高める

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実験室での試験なのですが、すい臓のがん細胞にチョコベリー(チョークベリー、ザイフリボク)の抽出物と化学療法の薬を一緒に添加したところ、がん細胞が死亡したそうです。
ゲムシタビンと言い抗がん剤なのですが、チョコベリー抽出物を添加すると2日以内にがん細胞が死滅したそうです。抗がん剤の効果を後押しする効果があるようです。
しかも、ゲムシタビン抗がん剤の添加量が少ないとより効果的だったそうです。
チョコベリーは北アメリカの植物で、正常細胞の活動でできる有害な副産物を除去してくれると言われる多種類のポリフェノールを含む抗酸化物質やビタミンを含んでいます。
過去の研究では、チョコベリー抽出物が脳腫瘍の細胞死を誘発し浸潤性の抑制効果があると発表がありました。
これまでにも、緑茶で見つかったポリフェノール、大豆、ブドウ、桑の実、ピーナッツやウコンが、新しいがん治療に貢献した例がありますから、チョコベリーも可能性があります。しかも、特定の癌ではなく多様性がある可能性があるそうです。
参考サイト:Telegraph
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チョコベリーエキスでWEB検索すると、サプリメントが出てきますがアメリカからの輸入になります。成分を見ると、アントシアニジンと言うポリフェノールが含有されている事が良いみたいです。

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子供への不要な抗生物質処方

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米国では抗生物質の乱用により薬剤耐性菌の増殖に拍車をかけているとCDC(米国疾病予防管理センター)が警告しているけれども、医師は必要であろう量の2倍を処方しているそうです。
インフルエンザや風邪のような症状(咳、喉や耳の痛みなど)は約3分の2がウィルス感染によって引き起こされますが、抗生物質はウィルス感染に反応しないそうです。だから、不要な薬で無意味でもあります。それが、57%の子供に処方されています。
これは重大な問題で、細菌が抗生物質に接触する機会が増えることにより、細菌の薬剤耐性発現を促進しています。
過去70年間に開発された抗生物質のすべての薬に対して、すでに耐性の能力が備わっています。
米国では、抗生物質耐性感染症で年間200万人が病気になり23000人が死亡しています。
医師は、抗生物質の処方にもっと注意を払うべきとしています。(CDC及びシアトル小児病院の研究)
参考サイト:UPI
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日本でも同じことが起こっていると思いますよ。なんたって、抗生物質の消費量は世界でダントツですからね。薬には必ず副作用があるから、子供ならなお更気をつけたいですね。でも、私の経験でも医師に薬を断ると良い顔をしないんですよね。医師も患者も意識を変えないとだめですね。極端な話、現在は抗生物質が無いのと同じ状況ですから、癌や脳卒中などの重篤な病気で死亡するのではなく細菌感染で死亡する人が増えてくるかもしれませんね。
なかなか新しい抗生物質は開発されないんですね。抗生物質だけでは無いですけど、薬の開発には未知の細菌を見つける事が重要で、薬品メーカーはアフリカの奥深くまで行って探しているみたいです。
でも、新しい細菌を発見しても、発見地の国が国外に持ち出すためには高額な対価を要求するから、なかなか物事が前に進まないようです。薬品メーカーも薬になるかどうか分からないのにお金を払うのに躊躇するし、発見国は薬になったら大儲け出来るのだからお金を払えと言うし、早く良い解決法を見つけて抗生物質を作って欲しいですね。

プロバイオティクスは効果がないかも

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イギリスのロンドン大学の調査では、プロバイオティクス商品は、効果が無いことが示唆されました。
8製品を調査した所、1製品だけ効果がありそうでしたが、その他の製品は認められませんでした。この結果からプロバイオティクスは効果が無い可能性を示唆しているとしています。
各商品は、成分表示通りの菌を含有していましたが、実際に飲んでみると、胃で生き残れなかったり、胃で生き残っても腸内で活躍するほどの量が無かったりしました。唯一1商品だけはこのテストに合格できたそうです。
参考サイト:Telegraph
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ヨーグルトのコマーシャルで腸まで届くなんてのがあるけど、本当なんですね。いくら体に良いと分かっている乳酸菌やその他の生菌を食べたり飲んだりしても、胃で消滅したら意味ないですもんね。調査対象の商品は錠剤・カプセル・液体でしたが、液体の商品がテストに合格したから、ヤクルトかヨーグルトが良いのかな?
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サプリメントで肝臓損傷

サプリメントで肝臓損傷

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米国では、ハーブやサプリメントによる肝臓損傷がこの10年で約3倍、7%から20%に上昇しているんだって。
米国の薬物誘導性肝臓損傷ネットワーク(DILIN)に2004年から2013年の間に登録された839名の肝臓損傷患者を調べた所、45例がボディビルディング系サプリメントが原因であり、85例が非ボディビルディング系サプリメントで、残りの709例は医薬品によるものでした。
ボディビルディング系サプリメントの肝臓損傷により、若い男性に平均91日に及ぶ長期的な黄疸を起しました。しかし、死亡や肝移植まで至った例はありません。
しかし、非ボディビルディング系サプリメントでは、医薬品による肝臓損傷で死亡や肝移植に至った割合が3%なのに、それ以上の13%の例がありました。特に、中年女性に多く見られました。
ハーブやサプリメントは、規制がそんなに厳しくないことも関係しているそうです。そして、データが限られたものなので、米国全体での調査が必要としています。
参考サイト:LINK DE DIET
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アメリカでは、サプリメントの指南役みたいな人が必ずいるらしいけど、日本ではどうなのでしょうね。相談しようと思えば、登録販売者や薬剤師に相談できると思うけど、そんなことしてサプリメント買っている人いないでしょ。勝手に自己判断で選択している訳だから、または、上手い宣伝に乗せられて買ってしまうからね。どこかの調査では、サプリメントが無くなれば病気が相当減少するなんて研究もあったな~。
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悪臭菌はポリエステル服で増殖

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わきの下から分泌される汗(長鎖脂肪酸)は最初は無臭なのだそうです。分子構造が大きいため揮発性がないからですが、その長鎖脂肪酸を細菌が分解することで揮発できる大きさに分解されて臭いを発するようになります。
洋服に付く細菌はミクロコッカスで、長鎖脂肪酸・ホルモン・アミノ酸を悪臭を発する小さな揮発性の化合物に変換する酵素を持っています。
そして、このミクロコッカスは、繊維の中でもポリエステル繊維で良く増殖するのだそうです。
だから、運動をした後は綿の服を着ることで少しは悪臭を予防できるそうです。
また、わきの下の制汗剤を乱用すると、わきの下の臭いの原因であるコリネバクテリウムの濃度が増すから注意したほうが良いです。消臭剤なら問題ないからこれをメインに使用した方が良いです。
参考サイト:LINK DE DIET
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脇の下から発する臭気は悪臭だけではないんですよね。性ホルモンも分泌しているから、制汗剤で抑えてしまうと異性からもてなくなりやすいかもしれないですよ。

ブラジャーと乳癌の関係

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これまでブラジャーを身に着けることで乳癌リスクが高まる可能性の論争が行われてきましたが、今回の研究では、ブラジャーと乳癌の関連がない事が分かりました。
ブラジャーを身に着けることで発がん性化学物質と多くの接触がある事や、ブラジャーでリンパ節を締め付けることにより老廃物の排出が阻害される事、また、発展途上国より先進国の女性が乳癌の発症が多いことが論争の原因でした。
研究の対象は、一般的な乳癌である浸潤性小葉癌(ILC)患者590人と浸潤性乳管癌(IDC)患者454人、乳癌ではない女性469人の55~74歳の閉経した女性です。
対面インタビューを行い、家族暦・出産暦などやブラジャーの着用開始時期、カップサイズ・バンドサイズ・着用時間/日数・着用パターンなどを聞き取り調査しました。その結果、ILC・IDCとの関連はありませんでした。
参考サイト:EurekAlert
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ブラジャーと乳癌の関連を知らなかった人もいると思うけど、これで安心して着用できますね。ブラジャーだけでなく化学物質の服も着ているわけだし、リンパ節の阻害も24時間365日着用している訳でもないんだから、考えてみれば分かりそうな事だよね。

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飛行機乗務員は皮膚がんリスクが高い

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米国カリフォルニア大学の研究によると、飛行機の乗務員であるパイロットや客室乗務員は、深刻な皮膚がんの発症リスクが高いことが分かりました。
なぜ高リスクなのかは分かりませんが、高高度で皮膚細胞内のDNAに損傷を引き起こす紫外線(UV)線への大きな暴露の結果である可能性があるそうです。
研究は1990年から2013年の間に報告された19の研究結果を元に調査されました。対象となった人は合計で25万人以上になります。その結果、アメリカ人が一生の間に悪性黒色腫(メラノーマ)を発症するリスクが2%なのに対して、飛行機乗務員は約2倍のリスクがありました。高高度により大気が薄くなり太陽放射の保護バリアが弱くなっていることも考えられるが、未知の要因もあるかもしれないそうです。
乗務員は、皮膚のチェックを行う必要があり、飛行機の窓にUVカットシートを張るなどの対策をして皮膚がんリスクの関係を調査する必要があるとしています。
参考サイト:ロイター
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登山家もエベレストとか高い山に登った人の写真を見ると、顔は真っ黒だから相当紫外線が強いんだろうね。だから、山よりもっと高い所を飛ぶんだからリスクが高くても納得できるよね。逆に、日焼けサロンに行って自ら皮膚がんリスクを高めている人もいるけど、アメリカでは10代の人は使用禁止なんだよね。