洗剤カプセルで子供が死亡 米国

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米国では2012~2013年の約1年間に洗濯洗剤ポット(カプセル)の曝露による問合せが、​​米国毒物管理センターに17230件あったそうです。700人の子供が入院しその内1人が死亡しました。
問合せは、6歳未満の子供に関してですが、1~2歳の子供の問合せも約3分の1ありました。
洗剤ポットの誤飲や曝露の最も一般的な副作用は、嘔吐、咳や窒息、眼の刺激や痛みや疲労感です。重篤な副作用は、昏睡、発作、胃の火傷があります。この副作用は、従来の洗剤より深刻になっているそうです。小児眼科医の報告では、角膜剥離の原因が洗剤ポットの毒性にあるとしています。
参考サイト:ロイター
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日本でも最近この洗濯洗剤カプセルのコマーシャルが流れていますよね。米国より2年位発売が遅いようですが、洗剤の量を量る必要がないので手軽ですから多くの子供のいる家庭で使用されることになるのだと思います。メーカーにおいては子供には破れないカプセルにしてもらう事も必要ですが、何と言っても親が注意しなければなりません。子供の手の届く所や見える場所に洗剤カプセルを置かないことと、カプセルを入れている容器も子供が開けられないような物にしなければ、米国と同じ子供の事故が増えることになります。パパ・ママ、気をつけて下さいね。

化学物質の多さにびっくり

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化学物質は家庭用・工業製品には数千種類もあり、その内数百種類が体内に入っているそうですそして、その事が体にどの程度影響しているのかの研究が無かったのですが、米国の国立コンピューター毒物学センター・環境保護庁・ノースカロライナ州立大学・オークリッジ科学教育研究所が、最も人が曝露している化学物質の推定を発表しました。
トップ10のいくつかはフタル酸で良く知られている化学物質でしたが、ほとんどが科学者でも良く知らない物質だったそうです。
米国では約80,000の化学物質が有害物質規制法に登録されていて、毎年700~1000種類の新しい化学物質が追加されているんだって。
今回の発表では約8000種類の化学物質のランクを付けただけなので、まだまだ全容は分からないままです。
参考サイト:LINK DE DIET
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この調査も、一つの化学物質が人間に及ぼす影響について調べて順位を決めているに過ぎないので、例えば、AとCとDとJとNとXの化学物質が複合的にどうなるのかは全く解明されていないから、あまり意味が無いかもしれませんね。
現在の地球上では、ジャングルの奥地にいても空中の化学物質に接触してしまうのだから、人は解毒や予防に力を入れた方が良いのでしょうね。