ゴルフやガーデニングが皮膚がんリスク

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英国の研究では、ゴルフやガーデニングや洗車などが、60歳代以上の人の皮膚がんのリスクを高めている可能性があると言う事です。 最近の統計では、中年男性において1960年代に一般的な皮膚がんである表在性拡大型黒色腫が8%であったのに対し、1990年代以降12%に上昇していて、60歳代の人が他の年代のグループより急激に増加しています。 現在の若い人は日焼け止めを塗る事で皮膚のトラブルを予防することを知っていますが、60歳代の人の若い頃はそんな考えがなかったのでリスクが高くなっています。紫外線の皮膚への障害に耳を傾けない年代は、20歳以下と64歳以上が最も多数を示しました。 60歳以上の男性は、若い人と比較して進行した皮膚がんと診断される可能性が2倍あります。老人は無害な皮膚の変化(イボなど)と危険な黒色腫の区別は難しく、普通に男性の背中にできる皮膚がんの発見は見落とされがちです。 ですから、屋外で過ごすときには、帽子をかぶったり長袖を着たり日焼け止めを塗ったりすることを推奨しています。
参考サイト:Telegraph
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英国人と黄色人種の日本人では少し事情が違うかもしれないけど、地球温暖化も加速しているから、世界中の人の皮膚がんリスクが高くなっていると思う。でも、農家の人は1年中外で仕事をしているけど、皮膚がんを発症するリスクが高いのかな?逆に、時々ではなく1年中屋外にいるから、皮膚が強くなっているかもしれないですね。いずれにしろリスクは少ないほうが良いから予防したほうが良いね。

男性ホルモン低下に内分泌かく乱物質が影響

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プラスチックやパーソナルケア製品に含まれるフタル酸エステル類(内分泌かく乱物質の一つ)の曝露により、テストステロン(ホルモンの一種)の低下と関連していることが発表されました。
米国で2200人以上の人にフタル酸エステルの曝露とテストステロンレベルの研究しました。その結果、フタル酸エステルの曝露が高い40~60歳女性のテストステロンレベルは11~24%減少し、6~12歳の少年のテストステロンレベルは24~34%低下しました。
過去50年間でも、新生児の男の子の男性生殖器奇形や精液及び質の減少が増加しています。
因果関係は証明されていませんが、健康への悪影響を考えると人間への曝露を制限されることを望むとしています。(米国ミシガン大学の研究)
参考サイト:Healthday
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テストステロンが減少するとどんな病気になるのでしょうか。以下の通りです。
精神症状として、健康感の減少、不安、いらいら、うつ、不眠、集中力の低下、記憶力の低下、認知機能の低下、性欲の減少、身体症状として、筋力低下・筋肉痛、骨粗鬆症、疲労感、ほてり・発汗、頭痛、めまい・耳鳴り、性機能低下、頻尿、朝立ちの消失、などが出現します。 またテストステロンが低くなると、高血圧、糖尿病、がん、心血管疾患、うつ病の罹患率・死亡率が高くなります。血液検査としては、インスリン抵抗性の悪化、LDLコレステロールの上昇とHDLコレステロールの低下が見られます。
内分泌かく乱物質とは、以下のものもあります。
合成女性ホルモン(経口避妊薬や更年期障害の治療薬、流産防止薬として使用されたDES=ジエチルスチルベストロールなど)、植物エストロジェン(植物に含まれる)、DDT・PCB・TBTはすでに禁止されていますが、界面活性剤の原料アルキルフェノール類やプラスチック製品の原料樹脂ビスフェノールAなどです。

顎(あご)インプラント リコール J&J

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The DePuy Synthes Craniomaxillofacial (CMF) Distraction System
日本名で何て言うのか分かりませんが、先天的または外傷により顎の骨に欠陥がある人に対して行われるインプラント治療の道具です。
米国でFDA(米国食品医薬品局)がリコールを2014年4月16日に発表しています。
リコールの理由は、気管が突然に閉塞する可能性があり、乳児の場合は呼吸停止につながり死亡の可能性があり、子供や大人でも重大な損傷の危険があります。
そして、このインプラントを交換するために外科的な介入が必要になる場合もあるそうです。
上記の理由から、FDAはリコールのレベルを最も深刻なレベルとしています。

対象製造期間
2009年4月20日から2011年4月15日
参考サイト:ロイター・FDA
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関連記事にもJ&Jはリコール商品が多いですね。それだけ発売している数も多いのかも知れませんが、股関節や顎のユニットを手術で入れてしまったてからリコールされても再手術するしかないでしょう。手術できない場合だってあると思うから、その時はどうするんでしょうね?この記事はロイターを参考にしていますけど2014年8月28日の記事です。リコールを発表してから4ヶ月も過ぎているんですよね。J&Jは顧客に緊急通知をしたそうですが、公にはしなかったんですかね。

植え込み型除細動器 自主回収

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セント・ジュード・メディカル社は、植え込み型除細動器の自主回収を発表しました。
リコールの理由は、「除細動治療をするための高電圧ショックを出力する際、出力までの充電時間が延長される可能性がある」と説明しています。
これまでに国内で2例の不具合の報告されています。
また、すでに植えこまれた患者に対しては、定期健診の時にフォローアップするそうです。

対象品
「エリプス」 「エリプスLimited」 「ニュートリノICD」 「ニュートリノICD Limited」

対象期間:2013年2月から2014年8月に販売された商品
参考サイト:CBニュース
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セント・ジュード・メディカル社はアメリカに本社がある会社だけど、日本人が作ったらもっと良い物ができるんじゃないかな?実際に日本製もあるのかも知れないけど、体に植え込む訳だからリコールされるような商品では困りますね。
J&Jの股関節置換術の金属製の骨もリコールされてるけど、すでに手術して体に組み込んだ人は、米国では裁判を起して保証金をもらっているらしいけど、体の一部になっているんだから金属が溶け出してどんな病気になるか分からないから不安だよね。メーカーはしっかりテストして欲しいですね。

ニッケルを含む通信機器が皮膚アレルギーの原因かも?

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ニッケルは皮膚刺激の最も一般的な原因の一つですが、ノートパソコン・携帯電話などに含まれるニッケルが、子供たちのアレルギー性接触皮膚炎の有病率の増加の原因の可能性があります。
アレルギー性接触皮膚炎は、穏やかな症状では、発疹、皮膚、かゆみ、赤み、乾燥斑点などが組み合わされて現れ、重症例では水疱が特徴的です。 アップル社の発表によると、iPADによるアレルギー皮膚炎は非常にまれなケースであるとしています。
参考サイト:UPI
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現代人はアレルギーの人が多いんじゃないかな?なんたって化学製品に囲まれて生活しているわけだから、それだけでもリスクが高いと思うけど。鳥、豚、牛の飼育には抗生物質が使用されるし、食物には添加物は入ってるし、プラスチック製品ではホルモンかく乱物質が溶け出してくるし、空気中には汚染物質が浮遊しているし、病気にならない方がおかしいよね。

タトゥー(入墨)のインクが感染症リスク

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入れ墨は誰にでも感染リスクがあります。特に、心臓や循環器疾患、糖尿病や免疫不全 の人には高いリスクがあります。
米国では、入墨に使用されるインクが原因で皮膚感染症を起こし、インクのメーカーがリコールした例もあります。
タトゥーを施す場所が不衛生だったり、針が汚染している可能性もあり、肝炎などの感染症やブドウ球菌感染症がある事をFDA(米国食品医薬品局)警告してきましたが、汚染されたインクもある事を新たに警告を発表しました。
参考サイト:UPI
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日本人のタトゥーの印象は、マイナスイメージを抱く人が多いと思うけど、世界的に見れば、自己表現の一つとして認められているんだってね。米国のプロバスケット選手なんかは、タトゥーしていないと逆にまずいらしいってテレビで言ってた。一度、入墨を入れてしまうと消えないんだから、最初はタトゥーもどきから始めて、1年後にどうしても入墨したいと思ってから本物の入墨をすればいいんじゃないかな。
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酸性飲料が子供の永久歯損傷

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ソフトドリンクやスポーツ飲料やフルーツジュースの酸性度の高い飲み物が、若者の歯に脅威を与えるそうです。
酸性飲料は、口に入れてから30秒以内に歯のエラメル質に永久的な損傷を与えることが分かりました。30分後・1時間後に歯ブラシをしてもすでに歯は損傷を受けている事になります。
この研究結果から高酸度飲料は、避けるべきであるとしています。
健康な口の中は、酸と防衛機能のバランスが保たれていますが、酸の種類に関係なく酸が増えると、酸に有利に働き歯を損傷してしまいます。
子供やティーンエージャーは、多くの場合、診断未確定の胃酸逆流が起こっていて、その胃酸と高酸度飲料とで長期的な歯の損傷を引き起こす場合があります。
近年、酸性飲料に起因する歯の損傷が、小児および若年成人では増加しているそうです。(オーストラリアのアデレード大学の研究)
参考サイト:Healthday
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抗菌石鹸で尿中ホルモンかく乱物質の増加

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抗菌石鹸に含まれるトリクロサンは、抗菌・殺菌効果をうたった石鹸・シャンプー・化粧品・にきびクリーム・歯磨き粉など多様なものに使用されています。
病院の医師や看護婦を対象に抗菌石鹸を使用している病院としていない病院を調べた所、抗菌石鹸未使用病院より使用病院の労働者の方が、尿中トリクロサンが有意に高いことが分かりました。しかも、口から入る可能性が高い歯磨き粉より高いレベルを示しました。
FDA(米国食品医薬品局)は、トリクロサンの健康上の懸念を示す研究報告が増えてきたとして、現在、安全性を検討しています。
参考サイト:EurekAlert
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米国のミネソタ州では、2017年1月からトリクロサンを含む衛生商品の販売が禁止になったし、他の州や米国全体でも規制の方向に向かっているみたいです。抗菌石鹸の75%にトリクロサンが入っているようですから注意してくださいね。トリクロサンに殺菌効果はないとする研究やホルモンかく乱物質と同様に免疫系に害を及ぼすなどの報告があり、FDA(米国食品医薬品局)も普通の石鹸より抗菌効果に優れている証拠はないとしているし、わざわざ高い薬用石鹸や抗菌石鹸を使わなくても良いかもね。

アスピリンで癌リスク低下

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入手可能な研究や臨床試験のデータを分析した所、アスピリンを10年間服用すると、腸のがんの発症が35%、腸の癌による死亡が40%低下する可能性があります。
また、食道癌・胃がんは、発症が35~50%、死亡が30%低下する可能性があります。
アスピリンは、少なくとも5年間、毎日75~100ミリグラムを服用する必要があり、おそらく50~65歳の間に適用されます。
注意しなければならない事は、長期的にアスピリンを服用すると消化器官からの出血のリスクがあることです。10年間服用した60歳の人の2,2~3,6%が出血があり、少数の人は生命の危険がありました。
参考サイト:ロイター

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この研究結果が誰にでも効果があるなら、アスピリンを服用したいよね。特に、腸・食道・胃がんのリスクが高い人には朗報ですよね。アスピリンは1錠50円位だからお手軽だし、医療費の削減にもなる可能性もあるし、国でアスピリンを配布してもいいんじゃないのかな。問題は、副作用だね。胃からの出血で死亡することもあるそうだから、副作用がないアスピリンを開発してくれないかな。

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肥満は癌リスクを高める

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英国の500万人以上の7年間の追跡調査によると、肥満の人は、一般的な10種類の癌の発症リスクが、最大で62%増加することが分かりました。
約12,7kgの体重超過で3,2kg増えるごとに、腎臓または胆嚢がんのリスクが31%、肝臓がん19%、白血病9%増加しました。
女性に関しては、子宮がん62%、卵巣がん9%、子宮頸がん10%のリスク上昇がありました。
参考サイト:The Telegraph
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肥満は癌のリスクを高めるだけじゃないんですね。他にも、心臓病・変形性膝関節症・睡眠時無呼吸症候群・l高血糖・高血圧・高脂血症・高尿酸血症・痛風・脂肪肝・すい炎・月経不順・不妊・子宮がん・卵巣がん・乳癌・大腸がん・前立腺がんなど、枚挙にいとまない程です。
現代人は忙しいから大変だと思うけど、健康的な食事と定期的な運動、しっかり睡眠をとるなど気をつけたいですね。

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若い年齢でのダイエットは、摂食障害・や肥満のリスク

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米国大学生の10年間隔の調査によると、ダイエットを行った人は一般的な肥満ではありませんでした。2002年より2012年の方がダイエット開始年齢が上昇しました。
若い年齢でのダイエットが摂食障害と因果関係があることがわかりました。直接的な原因ではないけれども、リスクがあります。
また、極端なダイエットもアルコールの乱用や肥満になるリスクが高くなります。十代の子供の場合影響を及ぼすので、極端なダイエットをしていない人とたわむれる方が良いだろうと言っています。
参考サイト:Healthday
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女性、特に若い女性はダイエットを意識する人が多いよね。おばさんはあきらめてるけど・・・。きっと、メディアの影響が大きいんだと思う。一昔前は、テレビと雑誌、今はインターネットもありスレンダーな人が年がら年中視覚に飛び込んでくる。たとえば、ぽっちゃりした人ばかりがメディアに登場していたら、ここまでファッションモデル的なスタイルを意識しなかったかもしれないよね。世界的にもぽっちゃり系が素敵だとする人種・地域が確か70%くらいなんだよね。ボン・キュ・ボンをカッコいいとするのは主に先進国のような気がするから、きっとメディアが発達したからじゃないかな。男性と女性の見方も違うらしく、女性は女性を意識しているとも言われているし、この傾向はなかなか無くならないのかもね。でも、病気をした時は体力がある方が良いらしいよ。

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装飾コンタクトレンズの危険性

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装飾用のコンタクトレンズの危険性をアピールするために、米国ではキャンペーンが実施されます。
米国では装飾用コンタクトレンズは医療器具としての扱いになっているそうです。だから、FDA(米国食品医薬品局)の規制対象になっていて、周知徹底するためにキャンペーンを行うようです。ですから、医師の処方箋がないと買えません。
日本では、今月8月から厚生労働省がカラーコンタクトレンズの健康被害を調査するようですが、以下のようなリスクがあるので覚えておいてくださいね。
リスク
・眼球(角膜摩耗)の最上層のカットや傷
・かゆみと赤目のアレルギー反応
・視力低下
・感染
・失明
コンタクトレンズの品質の問題もあるようですが、コンタクトを使用している人は、定期的に医師の検査を受けた方が良いです。
参考サイト:FDA
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